癒しとリラックスをあなたに

Bright Moon

SINCE 2009 / THERAPIST YURI MATSUZAKI

なぜあのとき、もっと早く気づけなかったんだろう?後悔の念を手放すために大切なこと

こんばんは

Bright Moon 松崎有里です

わたしたちは生きていく中で

「あのとき、ああしていればよかった」

「もっと早く気づいていれば…」

と、後悔の念にかられることがあります

過去の出来事を振り返り

「なぜあのとき、もっと早く気づけなかったんだろう」

と自分を責めてしまう気持ち

とてもよく分かります

先日、ニュースで

能登半島地震の被災者の方々が

「なぜあのとき、逃げなかったんだろう」と

後悔を抱えているという記事を読みました

想像を絶するような大変な状況の中で

こうした心の痛みを抱えていることに

胸が締め付けられる思いです

この記事を読んで

災害時だけでなく

私たちの日常にも

「なぜあのとき、」という後悔は

潜んでいると感じました

たとえば

パートナーとの関係で

「もっと早く気持ちを伝えていれば」

仕事で

「あのとき、別の選択をしていれば」

子育てで

「もっと子どもの話を聞いてあげればよかった」

そう思う瞬間は

誰にでもあるのではないでしょうか

私たちは、過去の選択を

今の視点から見て

「もしも」を考えてしまいます

でも、そのときの私たちは

そのときの最善を尽くしていたはずです

あのとき、気づけなかったのは

情報が足りなかったり

感情に飲み込まれていたり

あるいは、ただ単に

その出来事を経験する準備が

まだできていなかったのかもしれません

自分を責める気持ちが強いと

「あのときの自分はダメだった」と

自己否定につながってしまいます

これは、今のあなたの心を

さらに苦しめてしまうことになります

後悔の念を手放すためには

まず、そのときの自分を

責めないであげることが大切です

「あのときは、あれが精一杯だったんだ」

と、自分を認めてあげること

そして

「気づけなかった」と悔やむ気持ちから

「次に活かそう」という気持ちに

意識を切り替えていくことです

過去は変えられませんが

過去から学ぶことはできます

「あの経験があったからこそ

今の自分がある」

そう思えるようになれば

後悔の念は

あなたを成長させるための

大切な経験へと変わっていきます

もし今

「なぜあのとき、もっと早く気づけなかったんだろう」

と、自分を責めている方がいたら

まずは、頑張ってきた自分を

ぎゅっと抱きしめてあげてください

そして、その経験から

何を学び、次にどう活かしていくかを

考えてみてください

気づく、というのは

とても重要なことです

気づくことで

あなたの思考は、より良い方へ形を変え

行動が変わり、現実が変わっていきます

あなたが、少しでも楽になりますように

心から願っています