子供を追い詰めるのは
いつだって、機嫌の悪い大人たち
こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
午後のお客様が
早く終わるコースだったりすると
お仕事から帰って来た、夕方
通りに面した部屋で
仕事関係の勉強のため
よく、勉強机に向かっていたりします
私の自室は静かなので
部屋を変えると
おじいちゃんが
お孫さんを可愛がっているような
優し気な声や
通り向かいの家の、おばちゃんの
井戸端会議の様子などが聞こえて来て
夕暮れ時に、人間模様が垣間見え
その雰囲気の中で
勉強するのが好きなんですが
つい、昨日のことです
その子は、ちょうど
うちの目の前あたりに、居たのでしょう
小学校高学年ほどの
男の子の大きな声が
ふいに、聞こえて来たんですね
「ママーッ!」 って
その叫び声は
男の子が通りを移動しながらも
何度も、何度も
遠くからでも、聞こえて来ていました
声だけしか聴いていないので
真実は分かりませんが
ママが男の子を置いて行ったのか…
男の子の声は
ママに置いて行かれるのではないかという、恐怖と
振り返ってもくれない、怒り
そして、深い悲しみが混じった
叫び声です
私は、胸が痛くなりました
子供に叫び声を上げさせるまで
追い詰めているママは
一体、何をしているのだろうか、と
同時に、私は
自身の幼少の頃の思いが、うずきました
私は小さい子たちを見ると
抱きしめたくて、仕方がない思いに駆られるのですが
それは
小さな頃の私を
自分自身が、抱きしめたい思いが
今でもあるからなんでしょう
ママを呼ぶ声を聴きながら
私は、この男の子に
自分の過去を投影した
心の動きがあったのです
こういう声を上げさせる母親もまた
我が子の姿に
自身の子供時代が
投影されているのだと思います
きっと
無力な存在だった頃の、自分が嫌い
だから
親の庇護の元で生きて行くしかない
力のない存在を見ると
無性に、イライラしてしまうのでしょう
そして
八つ当たりしては、自己嫌悪におちいる
このようなことを、何度も繰り返しているのに
どうやったら
これを止めることが出来るのか
分からない…という
苦しみのループが
続いているんだと思います
私は、仕事から帰って来る途中
時折、お見掛けする親子がいて
ランドセルを背負った男の子が
お母さんに、振り向いてもらいたいのか
一生懸命、話しかけたり
ちょっかいをかけているのですが
このお母さんは、毎度機嫌が悪く
男の子に振り返っては、怒って接していて
お母さんが、笑ったところを
一度も見たことがありません
私は、昨日
母親を呼ぶ、男の子の声は
ママに振り向いてもらいたくて一生懸命な
あのランドセルを背負った
男の子なのかな?
この声が
あの男の子じゃなければいいな… と
声が上がる度に、思っていました

ママを呼ぶ声が
ランドセルの男の子じゃなかったとしたら
悲しい声を出す子が
他にも存在しているんだ、ということですね
この現実が
身近で、いくつ起こっているんだろうか?
ということを
ものすごく、考えさせられます


