こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
「私は傷ついていません」
そう話す人がいます
親にひどいことを言われても
恋人に裏切られても
職場で理不尽な扱いを受けても
「もう終わったことです」
「気にしていません」
と、笑って話すのです
でも、話を聞いていると
過去とおなじような相手と
何度も出会い
おなじことで何度も苦しんでいます
それは本当に
傷ついていないのでしょうか?
実は、傷ついていないのではなく
傷ついていることを
認められないのです

子どものころ
親にどなられても
否定されても
傷ついたと口にすると
それくらいで泣くな
がまんしなさい
お前が悪い
そう言われて育った人がいます
すると、子どもは
傷ついたと言っても無駄なんだ
と、学習します
そして
私は平気
傷ついていない
そう思うことで
自分を守るようになるのです
でも、認めてもらえなかった悲しさも
がまんし続けたくやしさも
ずっと心の奥に残っています
だから、似たような出来事が
起きるたび
本人は今の出来事に
反応していると思っていますが
本当に反応しているのは
子どものころの傷であり
昔の傷まで一緒に痛み出すのです

セラピーでは
傷ついてはいけないと
思い込んだ自分と
本当は悲しかった自分を
少しずつつなぎ直していきます
傷ついていたことを
認められるようになると
無理に強がる必要がなくなり
過去とおなじような相手も
追いかけなくなり
自分の気持ちを
大切にできるようになります
そのとき初めて
過去ではなく
今を生きられるようになるのです


