こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
クライアントのMさんは
私は親に愛されなかった
という思いを長く抱えていました
(掲載許可いただきました)
もちろん、傷ついた経験も
実際にありましたが
お話を聞いていくと
それだけでは説明できない部分がありました
Mさんはなにかがうまくいかないたびに
親に愛されなかったから
と考えていました
恋愛で大切にされない
仕事で自信が持てない
人に甘えられない
その理由がすべて
私は愛されなかったから
に戻っていくのです
なぜそこまで
この思いを手放せないのでしょうか
悲しいからではありません
それを手放すと
人生の説明がつかなくなるからです

Mさんは子どものころ
母親に甘えようとしても
忙しいから後にしてと言われることが
多くありました
父親も感情を受け止める人ではなく
泣いているMさんに
そんなことで泣くな
と、言うような人でした
その中でMさんは
私は愛されなかった
私は大切にされなかった
という感覚を持つようになりました
そして、大人になってからも
うまくいかない
人を信じられない
幸せを受け取れない理由
そのすべてを
愛されなかった私で
説明していたのです
もし、この思いを手放したら
これからは
自分で人生の責任を
持つしかありません
だから、心は
愛されなかった私という物語を
握りつづけることがあります

Mさんがずっと握りつづけてきた
私は愛されなかったという思いを
丁寧に整理していきました
するとMさんは
「私は親に愛されたかったんじゃなくて
愛されなかったことを
証明し続けていたんですね」
と、おっしゃいました
その言葉が出てから
Mさんは親のことを考える時間が
少しずつへっていきました
以前はなにかあるたびに
親のせい
愛されなかったから、と
過去へ戻っていましたが
少しずつ
私はこれからどう生きたいんだろう
本当はどんな人生を送りたいんだろう
と、未来を考えられるようになり
愛されなかった私
という物語を手放し
初めてMさんは
自分を主人公にした人生を
歩き始めることができました


