こんばんは
Bright Moon 松崎有里です

話をうばう親がいます

子どもが
今日こんなことがあってね、と
話し始めると

私も昔そういうことがあってね、と
親が自分の話を始めるのです

学校でいやなことがあったと話せば
お母さんなんてもっと大変だった、と
自分の苦労話に変え

うれしかったこと
かなしかったことを話しても
気づけばいつも親の話になっています

こういう家庭で育った子どもは
話を聞いてもらえなかっただけでは
ありません

自分の感情の主役でいることを
何度もうばわれています

本当はかなしかったね
それはうれしかったね
あなたはどう思ったの?

こうやって自分の気持ちを
受け止めてほしかったのに

親はいつも
自分の世界に話を
連れ戻してしまうのです

すると、子どもは
私の話は大したことではない
私の気持ちは
最後まで聞いてもらえない

そう思うようになります

そして、大人になると
自分の話をするのが苦手になる
相手の話ばかり聞くようになります

でも、本当に深い傷は
そこではありません

自分の人生なのに
いつもだれかを
主役にしてしまうのです

恋愛でも仕事でも
相手はどう思うだろう
なにを望んでいるだろう

そればかり考えて
私はどうしたいのか、が
わからなくなります

セラピーでは
最後まで聞いてもらえなかった気持ちや
受け止めてもらえなかった感情を
整理していきます

すると、少しずつ
相手がどう思うかではなく
私はどう感じているのか

だれががなにを望むかではなく
私はどうしたいのか

そこに意識を戻せるようになります

自分の話を取り戻すことは
自分の人生の主役を
自分に戻すことでもあるのです