「人生の流れが、どうも
自分が苦しむ方へ行っていることに
気付きました

例えば、頑張って貯めたお金が
思いもよらぬことが起きて
支払わなければならなくなる、とか

恋でも自分の方がつらい立場になることを
薄々気付いているのに
その相手を選んでみたり

私は苦しいことを
あえて自分に引き寄せているような…
しかも、毎回決まって
同じようなパターンです

私、苦しむことに
実は、依存しているんでしょうか?」

クライアントのTさんのお話です
(掲載許可いただきました)

こんばんは
Bright Moon 松崎有里です

ようするにですね
起きていることをTさんは
「苦しい」という価値観で
捉える人なんですね

別の人がTさんと同じことに遭遇したとして
その出来事に対して
Tさんとはまた違った価値観で
捉えるでしょうから

確かに、「私は人生で苦しいことを体験する」
という思い込み、価値観をお持ちだと
波長が落ちた時に
パターン化された苦しい出来事を
再体験してしまう確率は高いんです

しかも、Tさんは
苦しい状態をあえて作り出す選択を
無意識的にしてしまう癖もお持ちですから

Tさんは
苦しい状態がないといられない人である
と、言えてしまいます

それは、幼少期に
ご家庭の中で生きていくためには
Tさんにとっては
必要な状態だったのかもしれず
苦しむことが
ある種の自己防衛だったかもしれませんし

苦しい状態の方が
上って行ってる感じがして
「私は努力している」
という感覚が得られる、というような
深層心理の思いかもしれません

ですから、「苦しむ」という単語だけで
Tさんはマイナスな状態なんだ、と
見るのではなく

なぜ、苦しい感情を味わうことが
Tさんの人生にとって必要なのか
それがどんなメリットをもたらしているのか
そこに着目していきました

そうするとね、やっぱり出てきましたよ
深層心理からは
表層意識とは全然違った
思いもよらぬ感情、言葉が出てくるので
おもしろいですね

Tさんは自分を苦しませることに遭遇しやすい
そして、自らも苦しみに飛び込んでしまうのは
やっぱり、幼少期に感じていたものが
絡んでいました

Tさん、家庭環境ちょっと複雑なのですが…

「手をあげてしまうお父さんから
お母さんを守りたかった」

Tさんの人生の根本となっているのが
このお気持ちなんです

お母さんを守りたいのに
小さなTさんは何も出来ないから
せめて、お母さんの苦しみを
自分も共有したい

私が苦しみを全部引き受けてあげたかった
この思いです

大人になった時に波長が落ちると
自分がとても苦しむ出来事を呼び寄せるのは
深層心理のこの感情が
影響していたから

Tさんは、お母さんが楽な状態かどうか
無意識的に確認しては
苦しみは全部私が吸い取ってあげる人生
というのをやり続けていたんですね

自分よりお母さんが幸せな方が
Tさんは嬉しかったんですよ

まるで、自分の幸せを
わけてあげているという感覚になれる

このメリットが隠されていたから
苦しいというキーワードが
Tさんの人生にはすごく必要だったんです
とっても健気ですね…

そこで
「もう自分が楽に何かを得てもいいよ
幸せになることを許していこう
現状をよく感じてごらん
今のお母さんはとっても安全でしょ?」

という体感覚を作るべく
セラピーを進めていきました

このように、人は幼少期の悲しかった思いを
無意識的に現実化させていく
選択を取りながら生きています

新しい世界に行くためには
昔の思いを感じ切ってしっかり受け止め
それに区切りを付け
捨てていくしかありません

でも、人は深層心理の思いになど
うといまま生きています

胸の奥深く、体感覚に残っている感情に
気付きもしないので
感じ切る、という作業にすら
入ることが出来ていない人がほとんどです

Tさんは何度もセラピーに
取り組んで下さいましたから
実は、最近婚活での成果を上げ始めました

誠実で真面目な人からのアプローチを
今、3人から受けているそうです!

今までになかったことが起きており
Tさんにセラピーの効果が
確実にもたらされています