こんばんは
Bright Moon 松崎有里です

依存症の人を
支えてしまう背景には
相手のため
という表向きの理由の奥に

もっと個人的な動機が
隠れていることがあります

それは、自分自身の
心の痛みから
目をそらすためです

相手の問題に
集中しているあいだは
自分のさみしさ
むなしさ、怒り、不安

そうした感情に
直面せずに済みます

忙しく世話を焼き、心配し
助けることに
エネルギーを注ぐことで

心の奥底にある
自分の傷に
触れないようにしているのです

心理学的に言えば
これは「回避」の一種です

感情と向き合う代わりに
他人の課題や混乱に
関わることで
痛みから距離を取っている状態です

支える行為は同時に
自分を守る行為でもあります

けれども、その構造のままでは
相手を支えることで
一時的に安心できても

根本的な満たされなさは
消えません

むしろ、自分の感情は
置き去りにされたまま
じわじわと心を圧迫していきます

だからこそ
ときには立ち止まって

自分が感じている
さみしさや怒りに
少しだけ目を向けてみることが
大切です

だれかを助ける
優しさを持ちながら
自分にも同じ優しさを
向けられるようになったとき

関係の形も
心のあり方も
変わりはじめるのです