こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
クライアントのMさんは
話を聞いていると
強くイライラしてしまう相手がいました
(掲載許可いただきました)
その相手は
いつも自分の話ばかりして
人の意見を聞かない
まちがいを指摘されても
認めないため
Mさんは会うたびに腹が立っていました
なんでこの人はわからないんだろう?
どう考えても
まちがっているのに、と
そして、気づくと
会っていない日まで
その人のことを考えているのです
ここで、Mさんは
あることに気づきました
自分は相手を変えたいのではなく
相手がまちがっていると
証明したいのだということを

話を聞いていくと
子どものころの
父親との関係が出てきました
Mさんの父親は非常にがんこで
なにを言っても聞かない
自分の非を絶対に認めないひとで
Mさんが傷ついたことを伝えても
「お前の考えすぎだ」で
終わってしまうのです
本当は
私の方が正しい
私の話を聞いてほしい
そう思っていたのですが
認めてもらえず
怒りやくやしさは
残ったままになりました
すると、大人になってから
父親と似たタイプを見ると
反応するようになります
相手がまちがっていることを証明したい
認めさせたい
謝らせたい
という気持ちです

本当に戦っている相手は
目の前の人ではありません
あのころの父親です
Mさんが解消しなければならない
本当のテーマは
正しさではなく
認めてもらえなかった
くやしさです
セラピーでは
これまで言えなかった怒りや
認めてほしかった気持ちを
整理していきます
すると、少しずつ
相手がまちがっていることを
証明しなくても大丈夫になります
正しさへの執着が減ると
人とのむだな戦いもへっていくのです


