こんばんは
Bright Moon 松崎有里です

「私が支えなきゃ」
そんなふうに思ってしまうのは
ただ責任感が強いからでは
ありません

誰かが崩れそうになると
気づけば自分が
その場を支えている

人の感情に敏感に反応し
空気の重さを先回りして
引き受けてしまう

それは、幼い頃から
身につけてきた
生き延びるための
知恵だったのかもしれません

家庭の中で
親が不安定だったり
情緒的に頼れない存在だった場合

子どもは自然と
支える側にまわります

怒りっぽい父
沈み込む母
不機嫌な空気が支配する食卓

そんな中で
小さな肩に背負ったのは
自分の感情ではなく
親の機嫌や家庭の安定でした

私ががんばらなきゃ
私さえしっかりしていれば

そう思うことで
バランスを保ってきたのです

この役割は、大人になっても
無意識のうちに
続いてしまうことがあります

恋人が落ち込んでいると
自分のことのように責任を感じる

友人の愚痴を聞きつづけて
疲れても
断ることができない

そうして
支えることが当たり前になったとき
本音や弱さを見せることが
できなくなっていくのです

ほんとうは
支えたいわけじゃない
ただ、安心したいだけ
だったのかもしれません

自分を置き去りにして
だれかのために
動きつづけてきた過去を
少しずつ癒すことが

本当の意味で
自分を大切にする一歩になります

支えなくても
関係が壊れない世界がある

頼っても
愛される関係は存在する

それを知ったとき
私が支えなきゃという思い込みは
静かにほどけていきます