こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
何度も説明しているのに
相手に伝わらない
それでも、話しつづけて
しまう人がいます
普通はどこかでやめますが
それができないのは
伝わらないことより
伝わらなかったと認める方が
心痛いからです
クライアントのKさんは
子どものころから
お父さん気持ちを伝えても
受け取ってもらえませんでした
(掲載許可いただきました)
お父さんはアスペルガー傾向があり
感情への共感が乏しく
話をしても
論点がずれてしまうことが
多かったそうです
いやだったことを話しても
「そんなことで怒るな
気にしすぎだ」と
軽く流されて終わっていました
このとき起きているのは
単なるすれちがいではありません
わかってもらえなかった
という断絶です

本来であれば
この人には何を言っても通じないと
認識する必要があります
ですが、それを認めると
受け止めてもらえなかった現実を
引き受けることになります
それができないと
伝え方が悪いのかもしれない
もっと説明すれば
わかるかもしれない、と
解釈を変えてしまいます
わかってもらえていないのに
わかってもらえる前提を
持ちつづけ
大人になっても
話せばわかる
ちゃんと伝えれば変わる
そう思いながら
最初から聞く気のない相手に
説明つづけてしまいます

セラピーで
親にわかってもらえなかった
苦しさや怒りの感情を
扱っていくと
相手にわかってもらおうとしなくても
落ち着ける状態に
変わっていきます
無理に伝えつづけなくてもいい
この人に通じなくても大丈夫
そういう感覚が
育っていきます
その結果
伝わらない相手に執着しなくなり
人間関係も
聞く気のある相手との関係に
変わっていきます


