こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
忘れたいのに
心から離れない過去があります
思い出したくないはずなのに
ふとした瞬間によみがえり
胸を締めつけるのです
あるクライアントさんは
小学生のころのことを
語ってくれました
テストで90点を取って帰ったとき
母に見せると
「どうして100点じゃないの」と
冷たく言われた
その言葉に、喜びよりも
恥ずかしさと悔しさが
残ったそうです
この体験は
ただの一場面で
終わりませんでした
大人になってからも
完璧じゃなければ認めてもらえない
という感覚が染みつき
恋愛では相手に尽くしすぎたり
仕事では失敗を恐れて
挑戦できなくなったり、と
過去の記憶が
今の選択を
左右してしまうのです

心理学的にみると
心が強い痛みを受けたとき
脳は、同じことを
くり返さないようにと
危険信号を残します
そのため
もう終わったはずの出来事が
何度も再生され
次の行動を無意識に
制限してしまうのです
だからこそ、忘れたい過去ほど
忘れられないのです
それは心が弱いからでも
未練だからでもありません
心がまだ整理されていないと
訴えているサインなのです

大切なのは、過去を
無理に消そうとすることではなく
あのとき私は確かに傷ついたと
認めてあげることです
その上で、小さな行動を選び直すこと
完璧ではなく
9割の出来でも提出物を出す、など
自分に課していたものを
ゆるめてみてください
そんな一つひとつの行動が
過去の傷に支配されない自分を
少しずつ育てていきます
忘れたい記憶と
向き合い直すことで
過去に縛られた選択ではなく
今の自分が選びたい未来を
歩んでいけます


