こんばんは
Bright Moon 松崎有里です

ダメな人だとわかっているのに
どうしても離れられない

借金を背負い
酒におぼれ
仕事をしない彼

冷静に考えれば
そんな人を選ぶ理由は
ないはずなのに

気がつけば、また
好きになってしまうのは

単に見る目がない
という話ではなく
もっと深い心の構造が
関係しています

たとえば、幼少期の家庭で
親がなにかしらの
依存症だった場合

子どもは家の中の空気を読み
親の代わりに立ち回り
なんとかバランスを取ろうとします

私がしっかりしなきゃ
私が支えなきゃ家族が壊れる

そんな思いを
子ども時代に
すでに背負っているのです

それは本来
子どもが引き受ける必要のない
役割でした

そして、大人になったとき
似たような構造をもつ相手を
目の前にすると
どこかで懐かしい感覚を覚えるのです

乱れた空気
情緒不安定な言動
責任感の不在

まるで、昔の家の再現のように

だからこそ
私がこの人を助けなきゃ
と、思ってしまうのです

それは愛ではなく
かつての親との関係を
やり直そうとする再演であり

あのときできなかったことを
今度こそ
やり遂げたくなるのです

でも、本当に救いたいのは
彼ではなく
過去の自分自身かもしれません

傷ついたまま
放っておかれた自分が
ずっと助けてと叫んでいるのです

だからこそ、その声に
大人のあなたが
気づいてください

そのうえで選んでもいいのです
自分をすり減らす関係を
続けるかどうかを

自分を傷つけてでも
つなぎとめたい相手なら
それは愛ではなく

痛みを原動力にした依存
かもしれません