「私が小さい時に、母が何度も入院したので
母のことが心配すぎて
私の方が
お母さんになった気持ちで
接しすぎていました
そのせいで
母のことは好きなのに
心の奥で、重く感じることがあるんです」
クライアントのMさんのお話です
(掲載許可、いただきました)
こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
Mさんの場合、小学生の頃から
お母さんの入退院が、繰り返されているのを
見ながら育ったので
お母さんを失ってしまうんじゃないか
という恐怖が
心理的に大きな傷として
残ってしまっていて
Mさんの心を
時折、重くさせているんですね
病気のお母さんの負担にならないために
本当は、思いっきり甘えたいのを
我慢してきて
本当は、私がお母さん役になんか
なりたくなかった! …という気持ちが
噴出してしまったんですよね
それから
ご両親の夫婦仲が悪かったそうで
その分、お母さんがMさんにベッタリし
Mさんを味方につけることで
家族の中で
お父さんの肩身を狭くしていたらしく
「お母さんは
愛をくれないお父さんに対して
居場所を奪って
復讐していたのかもしれない…」 と
おっしゃっていました
Mさんの中で
お父さんに対しての罪悪感も
残っているのです
脳機能ってね、本当にすごいんですよ
あなたの特になるためなら
病気にさせたりとかも
実は、お手の物なんですよね
子供がよく、熱を出しますよね
あれって、熱を出すことによって
注目されたい
親にかまって欲しい
愛が欲しいって、訴えているんですよ
病気になることで、家族に負担をかけ
復讐しているパターンや
人生の責任をもう追いたくない、と
責任を放棄するため、というパターンなど
病気の裏に隠れている
深い思惑も様々ですが
もしかしたら、Mさんのお母さんは
愛情を一身に受けたくて
病院を盾にすれば
娘さんの関心を惹くことが出来ると
お母さんの潜在意識は
望んでいたのかもしれません
それ位、お母さんの心は
必死だったのかもしれませんが
病院を盾にして
愛情を得ることと引き換えに
娘さんの心に
取り返しの付かない気持ちも、残してしまった
とも言えるんですね

Mさんは
お母さんがいなくなってしまうかもしれない、という
恐怖と戦ってきた人生です
しかし、これを乗り越えようと
「怖い、怖い…。本当は思い出したくない。
でも、ちゃんと見つめる」 と
震えながらも
必死で感情を口にして
自分自身が、きちんと受け止めていました
そうしたら、次回お会いした際に
震える位だった恐怖心が
不思議となくなっていった、と
おっしゃっていました
きちんと恐怖心を口にして
自分が受け止めることが出来ると
感情というのは
まるで、生まれ変わったかのような
清々しいマインドに、変わっていくんです
あの時は、恐怖で
恐れおののいていた感情だったのに
本当にスッキリ消えていくのが
セラピーの不思議なところなんですよね


