こんばんは
Bright Moon 松崎有里です
今日は、保育士のKさんが
彼のやさしさが重くて息苦しい
と相談に来たケースから
過干渉の連鎖を考えます
(掲載許可いただきました)
Kさんの彼氏からは毎朝7時に
朝ごはん食べた?
と、LINEがきて
帰宅時間を5分単位で確認されます
週末の予定はすべて彼が決め
「君のためだよ」と
くりかえすそうです
ここに潜むのは
愛情と支配の境界線です
Kさんの母親も
門限17時
友達選びの監視を徹底し
お母さんが一番あなたを愛してる
と、言い続けていました
Kさんの無意識に
過干渉=愛情の証
と、すりこまれ
同じパターンを恋愛で再現していたのです

心理学では
過干渉な親に育てられた子どもが
条件付きの愛情を学んでしまうことは
指摘されています
Kさんは
従順でいなければ愛されない
と感じ、彼氏の要求を
全て受け入れていました
ある雨の日のできごとです
残業で返信が遅れたKさんに
彼が職場に傘を持って現れ
「心配でたまらなかった」と
泣き出したそうです
その瞬間、Kさんは
お母さんが小学校の授業参観で
ずっと窓からのぞいてきた記憶を
鮮明に思い出したそうで
幼少期の記憶を
いま再体験していることが
よく理解できたそうです

過干渉の連鎖を断つには
無条件の自己受容が鍵となります
Kさんはセラピーで
境界線の引き方を学び
少しずつ自分のことを優先する
練習を始めました
「私のペースを尊重してほしい」と
彼に本音を伝え
おどろいたことに彼は
「君からそう言ってもらったのが
うれしかった」と
涙を浮かべたそうです
今では二人で決めた
お互いのプライベートな充電時間が
関係に新しい風を吹き込んでおり
長い鎖がほどける音がしたそうです


